“ 暮らし手記 ”essay

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神無月の記

posted:2021.10.10

お着物

今年こそはお着物を着たい。
と、思い続けて早十ヶ月

頑張れて浴衣かな。
と、半ば諦めていた私が
お着物を着る機会に恵まれました。

丁寧に着付けていただきながら
こんなにも何枚も衣を重ね
いつもの動きやすさと比べれば
少々の着苦しさを共にまとう。

それでもお着物を着れている
という高揚感に浮き足立ち
嬉しくて何度も鏡を見る。

絹に描かれた絵画を体に添わせ
立体的にまとうだなんてすごいこと

首元をしめて、襟を抜く
帯合わせに色合わせ

一つ一つの装いに
日本の美意識を垣間見ては
これは底なし沼のようだなあと
惚けてしまった秋のはじまり。


おうちの神様

神無月という言葉の意味は、神様たちが出雲に集まるために
神様が出雲以外の場からはいなくなることから由来しています。

そんな神無月の中で出雲の地には出向かず
神様がいない間にお家を守ってくれる神様がいます。
それは、恵比寿様です。

七福神の神様と言われ、唯一日本にルーツを持つ福徳の神様。

誰しもが、名前とお顔が一致する昔から知られる恵存在でありながら
神無月のこの時に、いつも以上に身近に
頼もしく親しみやすい、おうちの神様です。