登呂の家/Toro House

定年退職を経てゆっくりと暮らせるコンパクトな住まいが欲しい。というS様ご夫妻。
ご家族それぞれが楽しめるように、共有スペースとプライベートスペースのバランスを大切にしながら。

今回、私たちが重要視したことは、「窓」です。

住まいの目の前にある大きな公園は穏やかな環境の良さとともに、周囲との距離感が近く
少々、人目が気になるかな。という印象を受けました。

住まいを建てるということは、ただ物質的に家を建てるということではありません。

その土地に根を張り、心地よく暮らせるかは周囲との距離感にあると思うのです。

実は、その秘訣は窓にあるのではないかと思います。
座った時、立ち上がった時、窓の高さをどこに設置するかで見える景色、外から見られる内側が変わってきます。

動線と伸びやかな窓を繋ぎ、視線に奥行きを持たせる。
美しい借景が見えると同時に、家の内部が見えすぎないように、窓の面積や高さ、冊子とのバランスにこだわりました。

住まいが完成し、快くお声がけをしてくださる周囲の方と嬉しそうなお施主様を目にし、改めてとても良い環境だなあ。
と、心がほころぶような気持ちになりました。

＊地域型住宅グリーン化事業
　長寿命型（長期優良住宅）採択
＊住んでよししずおか木の家推進事業
　しずおか優良木材の家
＊びおソーラー搭載
　空気をつかって熱を運んで、冬は暖かく、夏は涼しくを
　実現してくれます。

▶びおソーラーをもっと詳しく